SEO対策をするための手段はいくつかありますが、その中でも最も根本的なことが検索エンジンのアルゴリズムの仕組みについて理解することです。
そこで今回は、検索エンジンとは何なのか?ということも含め、SEOの仕組みや関係性について紹介していきます。
目次
検索エンジンとは?
検索エンジンとは、サーチエンジンとも呼ばれインターネット上におけるWEBサイトやイメージ、動画など様々なコンテンツ、またそれらに関する情報を探すためのツールです。
検索エンジンにも様々な種類があり、皆さんが毎日のように使用しているGoogleやYahoo!、Bingなどが挙げられます。
検索アルゴリズムとは?
WEB担当者の方なら「検索アルゴリズム」という言葉の意味についてしっかりと理解しておく必要があります。
検索アルゴリズムとは各検索エンジンに搭載されているロジックで、「ランキングシグナル」と呼ばれる様々な要素に基づき、各WEBページの検索結果順位を決定します。
Googleの検索アルゴリズムは、ユーザーが求めている情報をできる限り早く提供するために、約200以上のランキングシグナルが存在しています。
そのランキングシグナルの主な要素の例として、「キーワードの種類や数・ページの読み込み速度・コンテンツの文字数や品質・ユーザビリティ」などが挙げられます。
つまり、検索アルゴリズムとは、SEO対策をする上で決して無視できないことであると言えるでしょう。
SEOと検索エンジン・アルゴリズムの関係性とは?
検索エンジンとは、WEBサイトやイメージなどに関する情報のことであり、検索アルゴリズムとは検索エンジンに搭載されているロジックであるということを説明しました。
ここでは、WEBサイトの上位表示、SEOと検索アルゴリズムの仕組みや関係性について理解する際に、欠かせないポイントである「クローリング・インデキシング・スコアリング」の3つについてそれぞれ見ていきましょう。
SEOと検索エンジンの仕組み①:クローリング
Googleなど各検索エンジンにはクローラーと呼ばれる検索ロボットが搭載されており、そのクローラーが各WEBページを巡回して情報収集、保存を行います。
クローラーがサイトを巡回して情報を収集し保存する行為を「クローリング」と言います。
このクローリングは、SEOと検索アルゴリズムの仕組みを理解する上で欠かせない要素の1つとなります。
WEB上には無数のWEBページが存在しているため、いかにして効率的に自社のサイトをクローリングしてもらうかによって、検索順位の結果が異なるでしょう。
クローリング最適化の手段として、「パンくずリストの設置・サイトマップの作成・被リンク対策」などが主に挙げられます。
SEOと検索エンジンの仕組み②:インデキシング
クローラーがクローリングによって収集した各ページの情報、またその評価は実際に検索順位が決定される前に、一時的にデータベースに保存されます。
クローラーによるその行為を「インデキシング」もしくは「インデックス」と呼びます。
インデックスされる情報の量や質が良ければ、それだけ上位表示される確率も高まりますが、全ての情報がインデックスされるというわけではありません。
例えば、サイト内外からリンクのつながりが少ないページは、巡回するクローラーにWEBページを見つけてもらえず、インデックスされない状況に陥る可能性があります。
そのため、より多くの情報をインデックスしてもらうためには、「オリジナルのコンテンツ制作やタグ等を利用した構造づくり、既存コンテンツの確認作業」などが不可欠となるでしょう。
SEOと検索エンジンの仕組み③:スコアリング
インデキシングによって保存された情報と、ユーザーによって検索されるキーワードを元にそのページの検索順位を決定することを「スコアリング」と言います。
スコアリングは、WEBページの検索順位を決定する最終段階であることから、クローリングやインデキシングをいかにして最適化するかがスコアリングの最適化、そして検索順位に大きな影響を与えます。
SEO対策をする際に絶対に知っておくべきこと
SEOと検索アルゴリズムの仕組みを理解する上で非常に重要な、クローリング、インデキシング、そしてスコアリングという3つの要素の意味や最適化の方法について紹介しました。
それでは、SEO対策をする上で総合的に重要なポイントについて紹介します。
ユーザビリティの向上
クローリング、インデキシング、そしてスコアリングの各課程における最適化の方法については既に紹介しましたが、SEO対策をする上で総合的に重要なことは「ユーザビリティの向上」が挙げられます。
ユーザビリティを簡単に説明すると、ユーザーにとって各サイトページの「利便性」や「価値」を意味します。
例えば、そのページを閲覧することによってユーザーが欲しい情報を得られるか、適切な情報が搭載されているか、読み込み速度等に問題がないかなどが挙げられます。
つまり、SEOを見込むためにはユーザビリティの向上ということを常に考慮してコンテンツ制作をする必要があるのです。
最新のアルゴリズムを常に意識すること
検索順位を決定する要素として、検索アルゴリズムがありますが、Googleや各検索エンジンの企業により公式に発表されてるものや、公式に発表されていなくてもWEB担当者の間で常識化されている情報と2種類あります。
当然、公式には発表されている情報が信頼性や信憑性が高いため、最新のアルゴリズムの情報を意識しながらコンテンツ制作をするということが重要になります。
このようにGoogleなどの検索エンジンは、ユーザーにとってより便利で使いやすいよう検索エンジンを目指してアルゴリズムをアップデートしています。
今後も、Googleのアルゴリズムが改善されることで、ユーザーが求める情報にアクセスしやすくなると考えられるでしょう。
SEOと検索エンジンの仕組み|まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、SEOとGoogleなど検索エンジンのアルゴリズムの仕組みについて紹介しました。
実際にWEBページの検索順位が決定するまでの課程には、「クローリング・インデキシング・スコアリング」という3つの要素があり、これらがSEOと検索アルゴリズムの仕組みになります。
それぞれの最適化を図ることによって、より効率的に上位表示を目指すことができますが、必ずしも上位表示されるというわけではありません。
そのため、上位表示されない場合は、今回ご紹介した検索エンジンやSEOの仕組みについて再度見直し、施策を行いましょう。
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