ウィンザー効果とは?マーケティングや恋愛における活用例もご紹介

第三者を介した方が信憑性や信頼感が増す?ウィンザー効果を紹介!

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  • 公開日2019年7月11日
  • 更新日2019年7月11日

普段、何かの商品を買ったりサービスを利用したりする際に、私達は無意識に他者による評価によってそれらの信頼性や信憑性を判断しています。

そのような心理的現象はウィンザー効果と呼ばれていますが、実際どのような原理が働いているのでしょうか?

今回は、マーケティングや恋愛など日常生活のあらゆるシチュエーションにおける活用例を含め、ウィンザー効果について紹介していきます。

ウィンザー効果とは?

砂浜

ウィンザー効果とは、第三者による間接的な情報が伝達することによって、より信憑性や信頼性が増すという心理学現象の1つです。

ミステリー小説「伯爵夫人はスパイ」の登場人物であるウィンザー伯爵夫人のセリフで「第三者の褒め言葉がいかなるときでも一番効果があるのよ」という場面があり、そこからなぞらえて「ウィンザー効果」と命名されました。

ウィンザー効果は、ビジネスの場面ではもちろんのこと、恋愛やコミュニケーションなど日常のあらゆる場面において幅広く活用されています。

ウィンザー効果の原理

それではなぜ、第三者からの評価には信憑性や信頼性があるのでしょうか?

例えば、ある飲食店による「味には自信があります」というセールスコピーと、実際にそのお店を利用した方のレビュー・口コミなどの評価を比較してみましょう。

飲食店によるセールスコピーの場合、多くの人は「本当に美味しいの?」という「疑問」を感じやすいのに対し、お店を利用した方のレビュー・口コミの場合、実際にそのお店を利用した方の客観的な意見になるため、より信憑性や信頼性を感じることができます。

飲食店としては、料理を提供する側の立場として、「うちの料理はまずい」と言うことはなく、消費者との直接的な利害関係があるため、より集客を見込むために工夫し、少し大袈裟に表現することがあります。

一方で、ネットの口コミやレビューというのは、それらを実際に書き込む人とこれから来店を考えている消費者の間には、全くの利害関係がありません。

そのため、第三者からの評価は見たまま、感じたままを正直に述べていることから、より信頼性や信憑性を感じやすいと言えるでしょう。

ウィンザー効果のメリット

ウィンザー効果をうまく取り入れて商品やサービスを提供することによって、企業側・消費者側の双方にメリットがあります。

消費者側のメリットとしては、商品やサービスに対しての信憑性や信頼性ある評価を獲得することができます。

一方、企業側にとっては第三者の意見を可視化することによって、より多くの集客が見込めるだけでなく、自社のサービスや商品の品質向上にもつなげることが可能となるでしょう。

ウィンザー効果を活用する際のポイント

写真撮影

「飲食業、小売業、サービス業」など業種・業態問わずマーケティング業務においてより多くの集客を見込むためには、消費者や利用者など第三者の意見を可視化することです。

このように、実践方法は非常にシンプルですが活用する際には2つのポイントがあります。

1つ目のポイントとしては、ポジティブな意見だけでなくネガティブな意見も取り入れ、それを抜粋等などの編集をすることなくそのまま掲載することです。

その結果、信頼性や信憑性のある意見をより反映しやすくなり、ウィンザー効果を最大限に発揮させることができます。

2つ目のポイントとしては、ターゲット層により効果的に響くような意見をピックアップすることです。

ランダムにポジティブな意見、ネガティブな意見を選べば良いというわけではなく、消費者がより求めている意見を自社のプロモーション内容と照合して選んでいきます。

このようにターゲットとなる消費者の立場から、ウィンザー効果を活用することによって効果的に集客を行うことができるでしょう。

マーケティングや恋愛におけるウィンザー効果の活用例

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それではウィンザー効果はどのように実践するのでしょうか?

活用の際のポイントを踏まえてマーケティングや恋愛におけるウィンザー効果の活用例について、一緒に見ていきましょう。

マーケティングにおけるウィンザー効果の活用例

ウィンザー効果をマーケティングの現場で活用し、第三者を意見の可視化するためにはいくつかの方法があります。

その中でも代表的なのが自社の情報をGoogleや食べログなどの口コミ・レビューサイトに掲載したり、自社のホームページにコメント欄を設置することです。

Googleや食べログの場合、口コミや評価は自動的に表示されるため、プロモーション内容に絞った意見の選定は難しいかも知れませんが、アカウントの情報を参考することによって利用者の性別や年齢など客層を把握することができ、それがサービスの向上や改善につなげることができます。

一方、自社のホームページの場合、ダイレクトメッセージ等を利用し利用者が実際に口コミや評判を買い込む際に、性別や年齢などの個人情報を記載させることによって、プロモーション内容に絞った意見の選定をすることができるでしょう。

恋愛におけるウィンザー効果の活用例

ウィンザー効果は、マーケティングビジネスの場面だけでなく、恋愛においても活用することができます。

気になる人と付き合いたい時に告白の成功率を上げる手段として、ウィンザー効果を使います。

恋愛におけるウィンザー効果の活用ポイントとしては、ズバリ「外堀から埋めていく」ことです。

まず、気になる対象となる人の兄弟姉妹や身内、友達などと知り合いになり彼らの自分に対する良い評判や印象を与えます。

その結果、周りの人たちから良い評価を受け、その流れで対象の人からも高評価を得ることができ、告白した際の成功率も上げることができるでしょう。

ウィンザー効果について|まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、ウィンザー効果とは何なのか?その原理やマーケティング、恋愛における活用例について紹介しました。

ウィンザー効果とは、第三者の間接的な意見によって商品やサービス、個人の印象などの評価の信頼性や信憑性を上げるという心理現象です。

先述したビジネスの現場で上手く活用できれば、効果的に集客を見込むことができます。

しかし、あまりにも偏った意見やポジティブな意見ばかりを採用してしまうと逆効果となるため、公正・公平な意見を採用しつつ、自社のプロモーション内容に沿った方法で上手くウィンザー効果を利用しましょう。

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