【2019年6月版】インタビュー記事の取材の流れと書き方を解説!

ライター初心者向け!インタビュー記事の流れと書き方を解説!

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  • 公開日2019年6月11日
  • 更新日2019年6月12日

インタビュー記事は、雑誌やWEBサイトなど様々な媒体で掲載され年々増加しています。

読んでもらえるインタビュー記事を書くには、目的に合わせた事前準備や書き方の工夫など必要になります。

そこで今回は、次のような方に向けて、取材を行う事前準備・取材の流れ・書き方などを解説していきます!

□ 「インタビュー記事の書き方を学びたい!」
□ 「インタビューをする前に必要な事前準備って?」
□ 「インタビューするまでの流れを知りたい!」

この記事を通して、インタビュー記事の取材までの進め方や記事の書き方の基本を身に付けることができるでしょう。

インタビュー記事とは?

ノートPCとコーヒーとペン

インタビュー記事とは、取材対象者となる企業や人物などに取材をし、ライターが文章化したものです。

ライターや記者など取材を行う人を「インタビュアー」と呼び、取材される対象者のことを「インタビュイー」と呼びます。

インタビュー記事は、効果的な宣伝文章を作ることができ、独自性の高い記事になると言われています。

また、良いことも悪いことも含めてさまざまな話を引き出し、情報が整理され自然と共感が得られる内容がインタビュー記事と言えるでしょう。

インタビュー記事の目的

仕事の風景

インタビュー記事の取材をする時に、インタビューが必要となるコンテンツがいくつかあります。

ここでは、それぞれ目的別にインタビューを行う代表的なコンテンツを3つ紹介します。

1. 店舗・施設紹介のための取材

自身のメディアに取り上げたり、クライアントの依頼を受けたりして、飲食店、小売店、施設などにインタビューするケースです。

ユーザーにイメージしてもらうために、店舗や施設の写真が必要になることもあるでしょう。

また、撮りたい構図やバリエーションを事前に確認し、照明の配置や準備物を決めておくと効率的です。

2. お客様の声を紹介するための取材

自社の商品やサービスを購入・導入してくれた顧客の評判をインタビューするケースです。

お客様の声をコンテンツ化することで、ユーザーにとってどのようなメリットがあるのか紹介することができます。

お客様に対して「商品コスパの高さ」や「サービスの不安解消」などユーザーに見てもらうためには、どのような質問が必要なのか考える必要があるでしょう。

3. 採用PRのための取材

採用PRサイトで、経営者と社員など会社についてインタビューするケースです。

インタビューには、社歴、役職、部署など多くの社員から入社の理由から仕事内容などをインタビューします。

会社の魅力を十分に伝えるためには、まず伝えたいゴールを設定し、逆算してストーリーを組み立てて取材を行うことが重要になるでしょう!

インタビューを行う前の事前準備

カフェの風景

良いインタビュー記事を書くには、質の高いインタビュー取材を行わなければいけません。

そのため、取材先へのアポイントや企画書の作成など事前に準備することが何より大事になります。

インタビューの事前準備はなにをすればいいのか、インタビューを行う前の流れについて確認していきましょう!

取材先・取材者を決める

インタビュー記事を作る時は、「目的」の設定が必須です。

誰にインタビューするのか、どのような内容の話を聞くのかを事前に決める必要があります。

取材の対象を選ぶ時には、ユーザーの立場になってどのような話が聞きたいのかを考えましょう。

取材先や取材者を決めるポイントとして、以下の3つをまとめました。

【取材対象を決めるポイント】

□ いま話題の企業・人物・サービス
□ これから話題になりそうな企業・人物・サービス
□ 普段と違うアプローチで取材が可能な企業・人物・サービス

企画書を作る

取材を申し込む際は、取材の対象となる企業、人物、サービスなどに対して企画書を送ることが一般的です。

企画書をもとに、取材の対象となる人と目的や質問内容についてよく話し合い、ターゲットユーザーを定めておきます。

そして、取材の目的・取材内容・取材希望日公開の予定日・掲載メディア・撮影の有無・謝礼などを記載し、WordやPDFファイルなどの形式でメールをしましょう。

質問項目を作る

取材の対象となるインタビュイーが決まれば、インタビューする前に送っておきたいのが「質問項目」です。

事前に質問に関する情報を伝えておくことで、インタビュイーは余裕を持って準備することができ、「一緒に良いインタビューを作りましょう!」という意図を相手に伝えることもできます。

質問の数はインタビューの内容にもよりますが、目安として1時間の場合は10~15個くらいにしておきましょう。

もしも万が一の時のために、予備の質問も準備しておくことをおすすめします。

取材を依頼・代行する

取材の対象となる人に依頼・代行する多くの場合は、メールで概要を説明して、了承が出たら企画書と質問項目を送ります。

その後、取材日程のアポイントを確認し、当日の流れをおさらいしておきましょう!

インタビュー記事形式

鉛筆

インタビュー記事と言っても、いくつかの形式があります。

ここでは、目的別に3つのインタビュー形式について確認していきましょう。

1.一人称形式(モノローグ形式)

インタビュイーが自分自身で話しているようにまとめることを「一人称形式」と言います。

一人称式は、ユーザーにメッセージを伝えやすく、言葉遣いなどを柔軟に変えることでインタビュイーの人柄や性格を表現することができます。

エッセイやコラムのような記事に適していますが、会話のみで構成するため文章が長く、まとまりがない記事にならないように気をつける必要があるでしょう。

2.対談形式(Q&A形式)

インタビュアーが質問して、インタビュイーが応えていく形式が「対談形式」と言います。

対談形式は、実際に会話しているように仕上げることができ、親しみやすい記事を作ることができます。

ビジネス、エンタメ系の記事のような記事に適していて、自然な話し言葉で書くように意識することが大事でしょう。

3.三人称形式(ルポ形式)

インタビュアーが第三者の立場から客観的にまとめることを「三人称形式」と言います。

三人称形式は、情報量が多くロジカルな記事を作る時に適していて、説得力のある文章で読者の関心を集めることができます。

インタビュイーの仕草や表情などを記事に付け加えることもできるため、取材中はインタビュイーの様子をしっかりと観察するようにしましょう!

インタビュー取材の当日の流れ

ソファ

インタビュー取材は、インタビュー記事の醍醐味でもあり、インタビュイーから直に情報収集できる機会でもあります。

取材当日には、服装や身だしなみを整えて、10分前には待ち合わせ場所に到着するようにしましょう。

ここでは、当日のインタビュー取材の準備から終了までの流れを確認していきます。

インタビュー取材の準備物

一般的には、聞きだした内容を整理するためのメモ帳や、インタビューが終わってから執筆する際に使うボイスメモ機材、掲載用の写真撮影機材が必要になります。

今は、iPhoneの「ボイスメモ」などのスマホアプリがあるので、ICレコーダーを使用する機会がなくなりましたが、予備で持参しても良いでしょう。

また、録音した音声はインタビュー以外には使用しないことを必ず伝えてから始めるようにしましょう!

インタビュー取材で準備すべきものを以下にまとめました。

【準備すべきインタビュー機材】

□ メモ帳(PC、ノート、ペン)
□ ボイスメモ機材(iPhone、ICレコーダー)
□ カメラ機材(レンズ、照明)

インタビュー直前の打ち合わせ

インタビュイーとお会いしたら、挨拶と名刺交換をするのは大前提です。

いきなりインタビューを始めると緊張感を与えてしまう可能性があるため、まずは天気やニュースの話題などで雑談をしましょう。

このように初対面の人同士の緊張を解きほぐす手法をアイスブレイクと言います。

アイスブレイクが終わった後、改めて取材の目的や質問など簡単におさらいをします。

企業に対してインタビューを行う時は、担当の方の記事チェックが必要かどうかも合わせて確認しましょう。

そこでインタビュー前に伝えるべき内容は以下にまとめました。

【インタビュー前に伝えるべき内容】

□ インタビューの形式や質問内容のおさらい
□ 掲載メディアサイトのおさらい
□ 録音の確認と記事作成以外には使用しないこと
□ 質問項目以外の話を引き出していいのか
□ 写真撮影を行うタイミングの確認
□ 原稿・記事の公開までのスケジュールの確認

インタビュー取材を行う

インタビュー取材を始める時、基本的には事前の質問内容からスタートします。

たとえ話の道が外れたとしても臨機応変に話の内容を引き出していく柔軟性が必要になります。

限られた時間で話の流れを掴んでいくことは、良いインタビューライターや記者への一歩となるでしょう。

インタビューを取材を行うときのポイントを以下にまとめました。

【インタビュー取材をする時のポイント】

□ 事前に準備していた質問内容からスタートする
□ 話の流れを重視して、話の道が外れても臨機応変に対応する
□ その場で疑問になったことや必要な質問も行う
□ 話のピークを意識しながら、盛り上がりを調整する
□ 相槌やうなずいて話を聞くなど話しやすい雰囲気を作る
□ 時間以内にインタビューを終える

掲載用の写真撮影をする

記事に掲載する写真撮影の了承が出た場合は、インタビュー中にカメラマンに撮影してもらいます。

インタビュアーが撮影も同時に行う場合は、インタビューが始まる前、もしくは終わった後に写真撮影を行います。

ここでは、インタビュアーが撮影を行うときのポイントを以下にまとめました。

【インタビュアーが撮影するときのポイント】

□ 自然光がある明るい場所を選ぶ
□ 逆光や暗い場所は避ける
□ インタビュイーの緊張をほぐす
□ 撮影場所や枚数は多めに撮影する(3ヶ所、計30ほど)
□ カメラの設定は、あらかじめ設定しておく

インタビューが終わったら

インタビューが終わったら、いつ原稿が送付できるのかスケジュールを再度伝えます。

インタビューを受けて頂いた感謝の気持ちや、心に残った内容の振り返りなどを話し合いましょう。

信頼関係を深めて、次の機会につなげる気持ちが大切になります。

インタビュー記事の書き方

勉強の風景

実際にインタビュー取材が終わった後、インタビュイーの話をどのようにまとめればいいのでしょうか?

基本的には、インタビュアーとインタビュイーの対話で聞いた内容を書いていきますが、聞いた内容をそのまま書くのではなく、分かりやすい言葉にまとめる作業が必要になります。

ここでは、インタビュー記事の書き方と書くときの6つのポイントについて確認していきます。

1.書き起こしをする

iPhoneのボイスメモやICレコーダーの録音データを文字に起こします。

他にも、メモや記憶に残っている内容まで対話した全ての内容を書き起こしましょう。

その中からインタビュイーから聞いた内容に拾い漏れがないか、解釈が間違っていないか、キャッチコピーに使えそうなワードがないかなどを確認します。

地道な作業ですが、大切な情報の整理にもなるので、しっかり取り組みましょう。

2.記事の構成を組み立てる

書き起こしをした内容を振り返り、ユーザーにとって読みやすくインタビュイーの意図が伝わる記事の構成を立てます。

例えば、インタビュイーの成功体験を書きたい時は、冒頭に苦労したネガティブな内容を書き、そこからどのように成功していくのかストーリーを組み立てることが効果的です。

最も伝えたい内容やワードは、最初に結論を持ってくるのか、最後に書くのか構成を考えましょう。

3.言葉を分かりやすくする

実際にインタビュー記事を書き起こしてみると、主語と述語が一致しないこともよくあります。

まとまりのない文章にならないように、文章を直しながら自然な言葉として整えましょう。

ユーザーにとって読みやすくするために、説明的な言葉を入れる必要があります。

4.取材した情報の真偽を確かめる

実際インタビューの最中では、アイスブレイクしたと言っても、緊張して思いつきで話している内容も少なからずあるでしょう。

虚偽の内容を書いてしまえば、記事の信用性がなくなるため、店舗・施設の名前や数字や日付などは特に注意が必要です。

真偽を確かめて事実と異なる部分は修正しましょう。

5.人柄や性格が出るようにする

インタビュー記事の強みとも言えるインタビュイーの人柄や性格を表現したいところです。

実際に対話を行ったときの印象や言葉から溢れる人間性を文章に載せることで、ユーザーにとっても親しみのある文章になります。

インタビュイーの過去の経歴や今までの経験談にふれることが効果的でしょう。

6.校正と校閲で最終チェック

原稿の完成した後に、校正と校閲を行い最終チェックを行います。

校正とは、誤字・脱字のチェックや漢字の使い方など記号の統一などの作業です。

校閲とは、本文構成に誤りはないか、事実関係の確認などをチェックする作業です。

企業の担当者やインタビュイーに確認が必要な場合は、校正と校閲のチェック後に原稿を見てもらいましょう。

インタビュー記事の取材の流れと書き方|まとめ

インタビュー記事は、取材対象となる人物や企業の伝えたいメッセージを印象的に伝えることができます。

そのためには、取材対象者がなにを伝えたいのか意図をしっかりくみ取り、ターゲットとなるユーザーに伝わる構成にしなければいけません。

そして、何より大切なのが準備を怠らず、伝えたい内容によって記事の形式・構成を柔軟に変えてインタビューを行うことです。

今回説明したインタビューの事前準備・取材の流れ・書き方のポイントを押さえながら、ユーザーが求めるインタビュー記事を作成しましょう!

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