検索結果が表示される際、タイトルの下の文章をディスクリプションと言います。
ディスクリプションの役割とは何でしょうか?
どのようなディスクリプションが効果的で、クリック率を上げるのでしょうか。
ここではディスクリプションについて、また効果的なディスクリプションの書き方を紹介します。
目次
ディスクリプションとは?
ディスクリプション(description)は日本語に訳すると「説明」という意味になります。
ディスクリプションというのは、そのページがどういうページなのかを説明する役割を果たします。
GoogleやYahoo!で検索するとタイトルの下にディスクリプションが表示され、検索ユーザーにそのページの内容を簡潔に伝えることができます。
ページにディスクリプションが設定されていない場合は、そのページのテキストが検索結果のタイトルの下に表示されます。
ディスクリプションの設定
ディスクリプションの記述方法は次の通りです。
<meta name=”description” content=”ここにメタディスクリプションのテキストを記述”>
また、ディスクリプションは必ずHTMLのheadタグ内に入れる必要があります。
そのため、実際にページに記述する際は、次のようになります。
<html>
<head>
<meta name=”description” content=”ここにメタディスクリプションのテキストを記述”>
</head>
<body>
ディスクリプションとSEOの関係
ディスクリプションは、SEOの検索結果に直接的には影響を及ぼさないと言われています。
昔の検索アルゴリズムは技術が乏しかったこともあり、ディスクリプションによってコンテンツが評価され、検索結果に影響を与えました。
しかし、現在のアルゴリズムはHTMLタグを理解し、内容を判断する事ができるので、コンテンツを把握する際にディスクリプションを検索順位の判断基準として見なくなった言われています。
ユーザービリティを向上させる
ディスクリプションが、間接的にSEOの検索順位を上げる事もあります。
ディスクリプションの設定は、ユーザーが記事の内容を把握することができ、「ユーザビリティ」を向上させる事につながります。
直接的にSEOの検索順位に影響を及ぼさないとしても、ディスクリプションは付けるのが良いと言えるでしょう。
▶ホームページのSEO対策8選|SEOのメリット・デメリットも解説
効果的なディスクリプションを付けるメリット
ディスクリプションを付ける最大のメリットは、クリック率の向上です。
先述で説明しましたが、ディスクリプションを付けるとクリック率が上がり、アクセスの増加が見込めます。
ディスクリプションに効果的なキーワードを入れると、ユーザーが検索したキーワードに反応し太字で表示されます。
太文字で表示されるとユーザーの興味を引くことができ、クリック率を上げることにつながるでしょう。
ディスクリプションとクリック率
先程ディスクリプションは、検索順位に影響を及ばさないと書きましたが、クリック率には大きな影響を与えます。
クリック率とは、検索結果として表示された数(インプレッション)の内どれだけクリックされたかの割合です。
つまり、検索結果でページのリンクを見た人が、どれだけそのページに興味を持ってクリックをしたかを数値に表したものです。
ディスクリプションが設定されいるページは、ユーザーからすると分かりやすいです。
そのため、ユーザーの興味を集めやすくクリック率が高くなります。
クリック率を上げるディスクリプションの書き方
実際にクリック率を上げためには、どのようにディスクリプションを設定すればいいのでしょうか?
ここではクリック率を上げる、ディスクリプション設定のポイントを3つ紹介していきます。
限定性・希少性を持たせる
ユーザーは、できる限り1つのページで悩みや疑問を解決したいと考えています。
そのため、ページの限定性や希少性をアピールし、他のページと差別化を図る必要があります。
例えば、「期間限定で先着10名様に美容化粧品のサンプルをお渡ししています。」というようにディスクリプションの設定を行います。
文章作成の時に、限定性・希少性を持たせることでクリック率上昇につながるでしょう。
A/Bテストを繰り返す
クリック率を上げる、効果的なディスクリプション設定の1つに、「A/Bテスト」があります。
例えば、ディスクリプションを設定する時に「女性必見!美容化粧品を紹介します!」という文章を使用した時と、「知ってないと損!美容化粧品を紹介!」を使用した時にどちらがクリック率が高かったのか検証します。
検証結果をもとに、さらに次の文章をテストし繰り返すと、クリック率を最大化させるディスクリプションを見つけることができます。
Google広告を参考にする
Google広告は、検索結果の上部に表示されたり、サイト内の広告枠に掲載されたりする広告主向けの機能です。
Googleの広告枠に掲載されている広告は、ユーザーのクリック率を高めるためにA/Bテストを繰り返された効果的な文章になります。
そのため、Google広告で使用されている文章を参考にし、ディスクリプションの文章を作成することでクリック率の上昇が期待できるでしょう。
▶Google広告の運用代行を外注するメリットは?正規代理店も紹介
推奨文字数や注意点は?
では、ディスクリプションはどのように付ければ、より効果的になるのでしょうか。
効果的なディスクリプションを付けて、クリック率を増やす方法について見ていきましょう。
文字数
パソコンとスマートフォンでは、表示される文字数が違います。
スマートフォンがおよそ60字で、パソコンがおよそ120字です。
長すぎるディスクリプションは検索結果に表示されないため、最大でも120文字に留めるように心がけましょう。
また、現在はスマートフォンユーザーが増えているため、スマートフォンユーザーに向けた対策が重要となっております。
スマートフォンユーザーが見てもページの内容をつかめるように、最初の50文字に重要な文章を入れておくと良いでしょう。
弊社メディアエクシードでは、「100字〜120字」を推奨しています。
キーワードを盛り込みすぎない
例えば、対策キーワードを「目黒 カフェ」に設定するとします。
キーワード対策のために「目黒のおすすめカフェは?目黒で人気なカフェ!目黒カフェといったら!」といったような対策ワードを盛り込みすぎる文章は、かえって悪影響になります。
ユーザーから見て不自然なディスクリプションは、分かりにくく興味を引くことはできないでしょう。
読みやすい文章
ディスクリプションは、読みやすい文章であることが何より大事です。
120文字でページ内容を簡潔にわかってもらうために、ディスクリプションが不自然ではないか、誤字はないか、しっかりと確認してください。
読みにくい文章は、クリック率が下がりSEOに効果的なディスクリプションとは言えないでしょう。
ディスクリプションの役割と書き方|まとめ
ディスクリプションは、直接SEOに影響は与えませんが、クリック率に影響を与える可能性があります。
クリック率が高くなるとSEOの順位が上がる事も考えられるため、ディスクリプションは間接的にSEOの検索順位に関係があると言えます。
ディスクリプションを付けるにあたって気をつけるべき点は、次の3つです。
□ 文字数
□ キーワードを盛り込みすぎない
□ 読みやすさ
効果的なディスクリプションを付けて、ユーザーの興味を引くような検索結果を作りましょう。
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