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トリプルメディアとは?3つのマーケティング戦略の違いと特徴を解説

これからメディアを作りたい企業・個人の方、WEB担当・WEBマーケターの方は必見!
本記事では、トリプルメディアとは?3つのマーケティング戦略と特徴を解説していきます。

トリプルメディアと言われる3つのマーケティング手法をご存知でしょうか?

「どこかで聞いたことあるけど、説明までは…」というWEB担当者WEBマーケターの方は必見です!

本記事では、トリプルメディアとは?3つのマーケティング戦略と特徴などを解説していきます。

トリプルメディアとは?

デスクトップPCとキーボード

トリプルメディアとは、ペイドメディア・オウンドメディア・アーンドメディアの3つのメディアのことです。

トリプルメディアは、企業がユーザーとのコミュニケーションを考えたときに利用するWEBマーケティング戦略の1つで、2009年にアメリカで発表された論文「マルチメディア2.0」がきっかけで広まりました。

日本においては、2010年に日本アドバタイザーズ協会WEB広告研究会が「ペイドメディア・オウンドメディア・アーンドメディアの3つのマーケティング戦略を重視する」と発表してから、一気に注目を集めるようになりました。

インターネットが普及し、スマホやタブレットなどのモバイル端末の使用が主流となった今、企業と顧客との接点が多様化しています。

従来の売り手主導のマーケティングではなく、ユーザーとのコミュニケーションを重視した施策が求められています。

トリプルメディアの違いと特徴

ソーシャルネットワーキング

「ペイドメディア・オウンドメディア・アーンドメディアの3つのマーケティング戦略」とは、どのようなものでしょうか?

ペイドメディア・オウンドメディア・アーンドメディアの3つのメディアには、それぞれ独立しており、異なる特徴を持っています。

トリプルメディアを使い分けることで、効率的にユーザーを獲得することができます。

では、それぞれ3つのメディアの違いと特徴とは?どのようなものなのか?見ていきましょう!

有料で広告を出稿できる『ペイドメディア』

リスティング広告

ペイドメディア(Paid Media)は、4マス広告(テレビCM・ラジオCM・新聞広告・雑誌広告)やWEB広告(リスティング広告、バナー広告)などの広告枠に有料で広告出稿できるメディアのことです。

 

ペイドメディアは、不特定多数のユーザーにアプローチができるため、まだ認知度が高くない企業や個人の商品・サービスを広める、新規顧客の獲得する目的に使われます。

そのため、費用をかけて、短期的にユーザーに知ってもらいたい・獲得したい・集客したいという時に効果的です。

また、WEB広告では、検索地域によって配信地域を限定できるなど、細かくターゲットを設定することができます。

ただし、宣伝広告できる時間や、広告できるスペースなど費用によって異なるので、予算と相談する必要があるでしょう!

 

【主なペイドメディア】

テレビCM、新聞広告、GoogleやYahoo!などのリスティング広告

 

顧客の声や評判を得られる『アーンドメディア』

株式会社メディアエクシードのTwitter画面

アーンドメディア(Earned Media)は、SNSやブログなどのプラットフォームを使って、共感や共有を生むことができるメディアのことです。

「Earned」を和訳すると「信用や評判を得る」という意味になり、一般的にユーザーが情報発信の起点となります。

 

有名な媒体としては、Facebook、TwitterなどのSNSや、noteやamebaブログなどのブログを通して情報を発信し、ユーザーとのコミュニケーションが取りやすいことが強みと言えます。

また、比較的コストを掛けずに不特定多数のユーザーに情報拡散でき、ユーザー目線で意見や主張が発信されるため、消費者からの信用度が高いことが特徴です。

最近では、影響力を持つ個人のインフルエンサーを起用して、商品やサービスの紹介をするケースが増えてきています。

しかし、アーンドメディアは、ユーザーが自由に発言することができるため、コントロールが難しくイメージ悪化につながる可能性もあります。

そのため、広告プロモーションを行う前は、悪い評判や口コミなどの炎上のリスクを理解し、十分に気をつけて発信しましょう!

 

【主なアーンドメディア】

Facebook、Twitter、Instagram、note、amebaブログ

 

自社で管理や運営ができる『オウンドメディア』

株式会社メディアエクシードのコーポレートサイト画面

オウンドメディア(Owned Media)は、自社のコーポレートサイトや自社保有のメディアなど、自社で管理し運営するメディアのことです。

「Owned」を和訳すると「所有する」という意味になり、一般的に企業や個人がコンテンツの発信者となります。

 

オウンドメディアは、自社や個人が発信するコンテンツを通して、潜在しているユーザーから見込みのあるユーザーに変え、そして最終的には好きになってもらう優良顧客へと育てていくことが目的です。

プロアクティブが所有するニキペディアが代表的なオウンドメディアと言えます。

また、美容院やジム、ヨガ教室などの店舗型ビジネスを展開している実店舗がWEBサイトを所有することについても、オウンドメディアと言えます。

オウンドメディアは、自社や個人が所有しているため、制限なく自由に発信でき、コントロールできることが特徴です。

そのため、ユーザーが知りたい情報やユーザーに伝えたい情報をコンテンツ化し、長期的にブランディングしたいという時に効果的でしょう!

 

【主なオウンドメディア】

自社ホームページ、自社運用メディア、ウェブマガジン(メルマガ)など

 

オウンドメディアを用いた集客アップのコツは以下の記事をご覧ください。

▶オウンドメディアの効果的な集客方法は?集客アップのポイントを解説

トリプルメディアの関係と活用のポイント

デスクトップPCと仕事の導線

ここまで、3つのメディアの違いと特徴についてご説明しましたが、実際どう使い分けて活用すると良いのでしょうか?

そこで、トリプルメディアの関係と活用のポイントについて見ていきましょう!

ペイドメディア

ペイドメディアは、企業のサービスや商品の宣伝、もしくは企業自体の認知を上げることが得意であると言えます。

また、利用するユーザー多く影響力も大きく、発信する地域や時期、ターゲットなどを自由に決められる点が、ペイドメディアを活用するポイントでしょう!

アーンドメディア

アーンドメディアは、ユーザーと近い距離で企業のサービスや商品の紹介ができ、共感や共有を生むことが得意であると言えます。

また、不特定多数のユーザーに対して、消費者目線で意見や主張ができ、信用度を高められる点が、アーンドメディアを活用するポイントでしょう!

オウンドメディア

オウンドメディアは、企業や個人のブランディングやユーザーの理解を深めることが得意であると言えます。

ユーザーが求めている情報や、ユーザーの不安を解消する情報が自由に発信でき、より理解を深めることができる点が、オウンドメディアを活用するポイントでしょう!

このように、トリプルメディアを使い分けることで、効率的にアプローチできユーザーを獲得することができます。

オウンドメディアの役割や目的、メリットなど詳しい内容については、こちらをご覧ください。

▶オウンドメディアとは?SEO対策や事例についてもご紹介

トリプルメディアとは?3つのマーケティング戦略と特徴|まとめ

以上、トリプルメディアとは?3つのマーケティングの違いと特徴、活用のポイントについて解説しました!

すべてのメディアにも共通することは、ユーザー目線でコミュニケーションを図る施策やコンテンツが重要であると言えます。

最後に、今回ご紹介した3つのメディアについてまとめました。

 

□ ペイドメディア・・・ターゲットを絞り、短期的な集客に向いている
□ アーンドメディア・・・不特定多数の消費者のファン獲得に向いている
□ オウンドメディア・・・ブランディングや見込み客の長期的な獲得に向いている

 

これからメディアを作りたい企業・個人の方、WEB担当・WEBマーケターの方は、それぞれの特徴を理解して、メディアを活用していきましょう!

 

この記事を書いた人

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