【重要】フランスの法律「勤務時間外に“仕事メール”を見ない権利」って?

【重要】フランスの法律「勤務時間外に“仕事メール”を見ない権利」って?

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仕事メールはいつチェックしますか?会社から支給されたパソコン、スマートフォンがある人は、時間外にメールの対応しているなら、要注意です。電通の過労死ニュースの報道があってから、ワークライフバランスに関心が高まっています。アナタの『休日メール対応』も過労の始まり??

 

フランスの法律「勤務時間外に“仕事メール”を見ない権利」って?

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アナタのメールチェックの頻度はどのくらい?

  • 土日祝日でもチェックする
  • 有給休暇中でもチェックする
  • 定時後にチェックする
  • 就寝前にチェックする
  • 仕事時間外に、会社のSNSをチェックする

これらのチェック項目に1つでも該当したら、過労のスタートです。SNSやメールは、日常生活で使うので、仕事とプライベートの境界線がぼやけてしまいますが、メールチェックもSNSチェックも仕事です。

会社のTwitter、Facebook、InstagramなどのSNSを担当している人は、意識的に休日にはアプリを開かないなどの工夫が必要です。

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アナタのメールチェックは本当に必要なの?

責任感が強い人は、メールが届いたらすぐに返信することで、相手に誠意を見せようとします。それは、素晴らしいことですが、休日にしっかり休んでリフレッシュするのも、仕事の効率を上げるために必要な時間です。

 

休日のメール対応を1度してしまうと、送信者には「祝日の対応OK!」と思われて、気づいたら休日もメール対応に追われて、休日も仕事をすることになります。残念ながら、アナタが働いた休暇時間に時間外手当を支給している会社はあまりありません。

 

会社は無意識に、アナタの時間を使っていて、アナタも会社に時間を使われている」という感覚が薄れているので、問題視するべきです。「海外支社とのやりとり」、「急ぎの仕事」があって、どうしても気になる人は、自分で考えてください。

「私の休日を使って”対応”するべきか?」

知らない間に、過労死のスタートラインに立ってはいけません。どうしても休日対応が必要な場合は、上司に相談する。息抜きをする時間を持つ、仕事量を分担するなど対応を考えましょう。

 

労働者が強いフランスでは?

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フランスは、“ワークライフバランス”を大切にする国として、注目されています。それは、労働者側が強い権利主張をする文化があるので、2000年には週35時間労働制(7時間/日)も導入されています。残業をさせてしまった会社は、労働局にレポートを提出するなどの措置が必要なので、日本のような残業文化は皆無です。

そこで、2016年5月に成立した「オフラインになる権利」が、2017年1月1日からスタート。

従業員50人超の企業は、従業員が業務メールを送受信してはならない時間帯を明記する行動規範の策定が義務付けらました。仕事の時間外にメール対応をしなくていいので、「オフラインになる権利」と言われています。

フランス労働者側の主張は、

・残業代の支払い

・ストレス

・燃え尽き症候群

・睡眠障害

・家族関係

などの問題を起こすと大きく声をあげて来ました。フランスでは、ストライキやデモは一般的で、観光名所の美術館が日曜日に、デモで営業しないなんてこともあります。

 

フランスで「オフラインになる権利」がスタートしてから、世界が注目しています。日本とフランスでは全く異なる文化圏なので、100%「オフラインになる権利」は難しいかもしれませんが、休日は休む日です。

筆者も会社員だった時、いつもメールを気にしていて、休日の映画(2時間程度)も不安な気持ちで、ストレスを抱えていたのを覚えています。電通の過労死問題やフランス「オフラインになる権利」のニュースが注目されいる現在は、“ワークライフバランス”問題を真剣に考える時になったと言えるでしょう。

 

Aida Minamoto

【参照】

※ French workers win legal right to avoid checking work email out-of-hours

French workers get ‘right to disconnect’ from emails out of hours

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